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2005年 03月 08日
根こぶ病が発生した原因、それは幾つもの要因があると思う。
まず、土作りができていなかったこと。多分、根こぶ病菌に限らず、土壌菌なんてものはもともと土の中にひそんでいるものだろう。それが爆発的に増えて悪さをするか抑えられるかは土の良し悪し次第かもしれない。土作りについてはまた改めて書くつもりだが、こればかりは一日一夜で出来るものではないので、少しずつ根気よくやっていくしかないと思う。 それから、健全な苗であったかどうか、ということ。根が痛んでいたり弱った苗だったりすると病気に冒されやすくなるのは、人間だって同じことだ。不思議なことに、根こぶ病は一箇所にかたまって発生したわけではなく、元気に成長した株と株との間にところどころ発生している。出遅れた弱っちい苗が自然淘汰されたのかもしれない。「ボク、もうダメだから間引いて食べて」って言ってたのかも・・・。 あるサイトで、面白いやりとりの記述があった。「化学肥料ばかり与えていた畝では根こぶ病が発生し、牛糞堆肥などを入れていた畝ではまったく発生しなかった」 ここまで読むと、なるほど~、やっぱり化学肥料はダメなんだな、という感じなのだけど、「化学肥料で大発生するのは、速効性肥料による根焼けで根にできた傷口から、菌が侵入したため。根が健康なら土壌菌による病気は出ない」という意見が続く。 ズッキィの畑では化学肥料ばかりを与えていたわけではないけれど、栄養分のまったくない土地に野菜作りをはじめたので、今回は即効性の化学肥料に頼らざるを得なかったし、移植苗だから根が痛んでいたのも間違いはない。 それに加えて、植付け時期や気象条件もよくなかったかもしれない。 去年の秋はいつまでたっても暖かだったし、度重なる台風で幾度も畑は水浸しになった。梅雨時に腐りかけた魚を食べる愚に近い。 大切なのは、土、根、生育環境、そして適切な時期と気象条件か・・・・でもそれって、全部重要ってことじゃん(~_~;) 考えてみれば当たり前か。。 まあ発生してしまったのはしょうがない。問題は、今後どうやって発生しないようにするかだ。 植付けの際に気をつけることは、 1.連作しない。 2.育苗できるものはなるべくポットで苗を育て、健康な苗を植え付ける。育苗にはもちろん無菌のきれいな土を使うこと。(直播きは発生しやすいらしい) 3.植え付けた後で移植したりすることをしないよう、ちゃんと株間をとって計画的に植え付ける。 4.早植え遅植えをしない。 ・・・・こんなところかな。 さて、根こぶ病が発生して菌密度の高いであろう土をどうするか。 まずは石灰で中和。酸性土壌だと発生しやすいらしいから、ズッキィの畑はまだまだ酸性に傾いたままということだろう。石灰はずい分撒いたつもりだったけれど、雨が多かったからしょうがないかも。そうそう、石灰も次からは有機石灰に換える。ミネラルたっぷりのカキ殻石灰♪ 夏作の前には、今回はまだ時間があるので有機質をたっぷり入れておこう。今日は資源リサイクル施設の堆肥販売日だったので、とりあえず50kgの堆肥を購入してきた。教科書によると1㎡あたり2kgが標準となっていたので、畑半分にちょうどいい・・・ちょっと足りないかな。牛糞鶏糞を足せばちょうどいい、だろう(^^ゞ (あくまでアバウトなO型) それから。根こぶ病を調べていて、面白い対策法があったので試してみようかな。 ひとつは、「おとり野菜」を植えること。おとり野菜では、菌がその野菜に感染しても増殖ができないらしいのだ。本来なら感染した菌は、根こぶを発生させ、そこで何億という菌を増殖させて広がっていくのだが、おとり野菜には根こぶができないので、間違って取り付いた菌はその分だけ消滅していく、という寸法。葉ダイコンやエンバク、ヘイオーツがおとり野菜として有効。 食いしん坊ズッキィ的には・・・食べられる葉ダイコンがいいかしら。でも、エンバクやヘイオーツはセンチュウ予防にもなる緑肥効果のある作物、プースケも大好物だし・・・うう~む(~_~;) もうひとつは、「そばがら」。何でか知らないけど、そばがらを散布すると、胞子が間違って発芽してしまい、本来の寄生先の根がないので死滅してしまうのだそうだ。へ~~~、おもしろーい! ただし、散布量は「1坪あたり10kg」!?そば工場に親戚でもいない限りこれはムリでしょう(^_^;) そこで、おとり野菜と同じく種からそばを育てて、枯れたら「収穫せずに蒔く」・・・・え~~っ!そこまでやったらやっぱりそば食べたいじゃん、ねえ! 悩みどころ満載の根こぶ病撃退法。 ♪よ~く考えよ~・・・グワッグワッ。 なんだか文字ばっかりで面白くない記事になってしまったので、脈絡もなく「鯛めし」。 おいしそうでしょ?おいしかったよー。土鍋で炊いたのでおこげも上出来(^^) ついでにあさりの酒蒸しもどうぞ♪ 参考サイト 野口のタネ 畑地利用部(PDF) ほのちゃんの野菜畑
by tiny_zucky
| 2005-03-08 17:23
| 2005年:2年目の畑三昧
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Comments(2)
土って、奥が深いですね。
いろいろ根こぶ病の要因がわかってきて面白い。 一箇所に固まって発生しない=傷ついた根に原因がある・・・とても納得がいきますね。 それに対してズッキィさんがどんな対策を取るのかも非常に興味深いです。 『土をいい物にする』と言葉で言うのは簡単だけど、作物を作りながらだとやはり神経使いますよね。 『おとり野菜』これいいかも!!食べられるものなら一石二鳥だし。 『ソバガラ』、昔はよく枕の中身にあったよね。その線で探してみたらどうでしょうか? 寝具屋、ホームセンター、手作り用品屋さん―― それでもやはり10キロはむりかな~?自分で播くしかないか・・・ > そこまでやったらやっぱりそば食べたいじゃん、ねえ! ついに“ズッキィ蕎麦屋”開業かっ!? タイめしの写真、すでにアップされているではないですか!! 美味しそう! 鯛にしっかり焼き色がついて、香ばしそう・・・
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ズッキィ
at 2005-03-09 21:36
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土作りも、いろんなやり方がありますよね~。
でもどんなやり方にしろ、大地と自然の神様が味方についているわけですから、「神様お願い~」って手助けしてもらえば、人間があまり余計な工作をする必要はないんじゃないかな~、と思ったりします。 ズッキィには向かないやり方だけど、畑を耕さない「不耕起栽培」なんてのもあるくらいですもんね。 とりあえず、ズッキィは「おいしい野菜を食べたーい!」の優先順位が一番高いので、がんばってフカフカの土作りを目指しますよ~♪ そば殻は、ネット通販でも売ってることは売ってるのですが、250gで210円だった・・・。枕用のそばがらじゃあ高くてムリだわ~。 だって、1坪あたり10kgだから、畑半分の10坪だったら100kg!? どう考えてもムリ、っていうか、100kgって量自体すごくない?? 栽培したってそんなに収穫できるかあ??って感じなんですけど~(~_~;) 鯛めし・・・次男さんのお祝いに合わせてアップしました。 やっぱりmisaoさんとこに持っていけばよかったかな(^^ゞ
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