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2004年 12月 27日
何の気なしに種を買った大蔵ダイコン。
まずいダイコンだと言われてがっかりしたが、ホントにそうなのかな? 食べてみた感想だが、同じダイコンでも品種によってこれほど違うものなのかと、まずびっくりした。 見た目からいうと、ひとつに色が違う。 青首は、もちろん首が青くて切り口は白というより透き通った感じ。刻むとシャリシャリして水気が多い。それに比べて大蔵ダイコンは、外見は真っ白で絹のような手触り。切ると、中は乳白色で柔らかくしっとりとしている。 ちょっと曲がっているけど、正しい形に成長した大蔵ダイコン。尻が細長くなく、詰まった形をしている。 切り口。水気が少ない。 青首ダイコンのようなシャキシャキ感がないので、サラダには向かないと思う。 柔らかくてコシがない。 おろしにしてみた。 ちゃんとみずみずしく、程よく辛味があっておいしい。 米のとぎ汁で下ゆでしたところ。 ここまではあまり差はない。 煮るとその違いははっきりする。ほろふき大根にしたら、一口で味の違いがわかった。ウチのダンナ様は、「これ何?」と聞いていた。ダイコンとは思わなかったようなのだ。なんと言ったらよいのか、カブに近いかな。身はしっかりしていて崩れず、それでいて柔らかく甘い。 ズッキィ的には、ほろふきは青首に軍配。箸を入れると汁が流れてサクッと崩れるのがおいしいと思うのだ。 青首ダイコンの味に慣れていると、そのあまりの違いに最初は馴染めないかもしれない、昔風の味わいだ。頭の中に思い浮かぶ、良く味のしみた大根の煮付け。・・・よく「お袋の味」が売りのお店にあるようなやつ、あれだよ、あれ!あれがきっとおいしい。 さっそく作りたくなった。 大根、ニンジン、車麩の煮物。 大根の、身が締まった感じがわかるだろうか。そう、じんわり味を含んだ干し大根みたい。青首だともっとさらっとしていてこうはならない。これはおいしいゾ♪ おこりんぼ師匠が「漬物用」だと言ったのがよくわかる。煮物もおいしかったけど、今度は漬物も作ってみよう! ところで、大蔵ダイコンって結局のところなんなんだろ?と思って調べてみた。 「大蔵大根は江戸時代、豊多摩郡(現在の杉並区辺り)の源内という農民が作ったことが始まり。その後、世田谷の大蔵原に伝わり「大蔵大根」となった。昭和40年までは、世田谷の至る所で栽培されていたが、昭和49年、病気に強く、栽培しやすい青首大根の普及に伴い、幻の大根として姿を消した。」 参考サイトhttp://www.soshigaya.com 幻の大根だって!今は世田谷のブランド大根として売り出し中だって!なんだよ、価値のある大根なんじゃん。 市場には出回らず、季節限定販売?ズッキィちの畑では余ってるってば(^^ゞ 農林大臣賞を取ったこともあるという大蔵大根、急に可愛くなってきたゾ♪ 今までは「おいしくないかもしれないけど・・・」と、伏目がちにおすそわけしていたズッキィだが、今度からは「幻の大根なんですよ~」と、さももったいなさげにお配りすることとしよう。 イヒヒ(^^)
by tiny_zucky
| 2004-12-27 22:20
| 畑ライフ:あれこれ
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Comments(2)
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by
misao
at 2004-12-29 12:58
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ズッキィさんは、ハイカラなお料理だけじゃなくてこういった“おふくろの味系”も作れるのですね。
尊敬しちゃいます。 大根とニンジンと車麩の煮物、すごくおいしそうです。 幻の大根を知らず知らずのうちに作っていたズッキィさん。 そしてそれを『おいしくないかもしれませんが・・・』といいながらおすそ分けしていたズッキィさん・・・笑っちゃ悪いけど、やっぱり笑っちゃう。わはは! この“大蔵大根”はズッキィさんの畑の冬の定番になりそうですか? お漬物に良さそうだったら、家の母も作りたいと思うかもしれません。 何しろお漬物は作るのも食べるのも大好きな人なのです。
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Commented
by
tiny_zucky at 2004-12-29 15:29
"お袋の味"系は大好きですけど、「お袋の味」にはなかなか届かないですね~。十年早い、って感じでしょうか(^^ゞ
幻の大根、時価200円~300円だそうです。ホント、笑っちゃいますよねえ。えへへ♪ >この“大蔵大根”はズッキィさんの畑の冬の定番になりそうですか? そうですね、漬物を作ってみてから考えます。 煮物用には聖護院もあることだし・・・。でも、少しずつ違う品種のものをいくつか作ると面白そうですね。三浦大根とか、黒丸、紅丸、青長なんてのもあって興味をそそられます。 大蔵大根、食べてみますか?おいしい漬物にして下さるのなら、喜んでお分けしますよ~~(^_^)
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